イアン・フレミング原作の同名小説第1作を映画化した
シリーズ21作目(1967年にも同名の映画が製作されたが
内容は原作を逸脱した完全パロディ作品。)。
謎のテロ組織と通じている死の商人、ル・シッフルは、マイアミ国際空港でテロを起こし株式市場での大儲けを企むが、ジェームズ・ボンドに直前で阻止され、1億ドル以上の大損をこうむる。ル・シッフルはこの損失を、カジノのポーカー(テキサスホールデム)で勝つことで埋めようとする。これを察知したイギリス情報部は、カードゲームに通じたボンドを派遣、ル・シッフルの思惑を阻止しようとする・・・。
ダニエル・グレイグ演じるブルーアイズ ボンドはWILD and SMARTでかっこ良かったですよ。オープニングが従来とガラリと変わったのは斬新と思いましたが尺が長すぎて興ざめしそうになりました(苦笑)。
本編に入り最初から体を張ったアクションシーンが盛り込まれとても楽しませてもらいました(相手の爆弾魔の俊敏な動きは実写版スパイダーマンそのものに見えたのは気のせいかな?。。。)。今回、あの完全無欠冷血女Mが”00(ダブルオー)”に昇進したばかりのヤンチャなボンドに振り回されていてとても可笑しかったです(Mってそんなに表に出ないキャラなんで・・・Qとかミスマネーペニーはでてこなかっなぁ~・・・)。定番のボンドカーもイギリスを代表するアストン・マーティン社のDBSでデザインも排気音も格好良かったです(暴れそうで運転難しそう・・・)。ボンドガール・ヴェスパー役のエバー・グリーンも素敵でした。お色気路線ではなく知的美人路線な所が良かったぁ~。ボンドとル・シッフルが戦ったポーカーのルールはホールデム方式でディーラーv.s.プレーヤーではなくプレーヤーv.s.プレーヤーの戦いなので確立から導き出される予想で複数のプレーヤーの心理を読まなくてはいけないので面白いですけど難しいと思います(ルールでは一番好きかも)。
007色々薀蓄たれたくて、適度にまとめようとして結局まとまりのない文になったのでこの辺で・・・(苦笑)。COOLで隙のないボンド誕生までのストーリー・・・ちょっと上映時間長い(140分)ですが、娯楽映画としてとても楽しめる映画ですので是非ごらんあれ~♭

