~gotta find a way
ほったらかし状態が続いてます。。。リア充中
個人的小説読みたい習慣なのか、最近コンスタントに読書してます。乙一の「失はれる物語」と楊逸の「時が滲む朝」を読みました。
「失はれる物語」内容by Amazon.co.jp
目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニストの妻はその腕を鍵盤に見立て、日日の想いを演奏で伝えることを思いつく。それは、永劫の囚人となった私の唯一の救いとなるが…。表題作のほか、「Calling You」「傷」など傑作短篇5作とリリカルな怪作「ボクの賢いパンツくん」、書き下ろし最新作「ウソカノ」の2作を初収録。
乙一は現代版山姥ちっくな「夏と花火と私の死体」に続く2冊目。。乙一作品は一文が短くて読みやすいので好きです。「失はれる。。。」は短編集でどの物語もちょっぴり切なさが残る余韻があって面白かったです。「しあわせは子猫のかたち」がどことなく「暗い所で待ち合わせ」を彷彿させる所があって好きです。
「時が滲む朝」内容by Amazon.co.jp
1988年夏、中国の名門大学に進学した2人の学生、梁浩遠(りょう・こうえん)と謝志強(しゃ・しきょう)。様々な地方から入学した学生たちと出会うなかで、2人は「愛国」「民主化」「アメリカ」などについて考え、天安門広場に行き着く――。
大学のキャンパスで浩遠と志強が出会った「我愛中国」とは。同窓の友人たちとの議論や学生生活を通して、現代中国の実像を丹念に描きつつ、中国人の心情がリアルに伝わってくる力作です。物語の後半では日本も登場し、国境を越えるダイナミックな展開から目が離せません。衝撃の前作『ワンちゃん』から半年、スケールアップした新鋭の最新作です。
「時が滲む。。。」は150ページ位なのですぐ読めました。内容が淡白かなと。。もう少し時代背景や彼らの想いに肉付けがあればもっと良かったかと思いましたが。。。第2次天安門事件から北京オリンピックという時代の流れの中、国を想うがあまり志半ばで国を追われ、大学を追われながらも、それでも国を愛し国の為に生きようとしている人達の様が、日本人が失いつつあるものが見えたような気がして趣き深かったです。
次は「ラッシュライフ」か「バチスタ。。。」か。。。何を読もうか。。。
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