世界陸上始まりましたねぇ。朝原選手速いですねぇ。
少し前「一瞬の風になれ」っていう小説を読みました。
ものすごく爽やか~一つの曇りの無い爽やかなスポーツ青春小説です(ラストまで爽やかという理由で直木賞からもれたという噂w)。
主人公新二の身近にはサッカー選手の兄・健一と幼馴染で短距離走者の連という2人の天才がいて、サッカー小僧だった新二が兄への複雑な想いから高校入学を期にサッカーをやめちゃいます。陸上部の同級生から連がただの幼馴染ではなく中学で全国区の短距離ランナーということを知り、またその連に才能があるような事を言われ、陸上に興味を持ち春高陸上部へ入部して、そこから物語りは始まるんです。。。。
顧問の先生、部の先輩、部の仲間、ライバル、気になるあの娘。。。個性あふれて癖はあるけど誰も嫌な奴がいない。。。こんな爽やかな青春だったらよかったのになぁっておもいながら読んでました。 リレーって個人で出来ない団体競技。。ってあたりまえなんですが、バトンの受渡しで勝敗が決まってしまう。。。同じメンバーで同じ走りができることはない。。だから一瞬・一瞬を全力で走ってバトンを渡す。もぉこんなにリレーって熱い競技なんだと感心しました。
世界陸上のリレーの見方が変わった気がします。あぁ楽しみ~!!
最近「働きマン」3巻を購入。相変わらずはまってます。
主人公の松方弘子は仕事モードにスイッチが入ると、通常3倍の速さで仕事をこなす・・・その間、寝食恋愛衣飾衛星の観念が消失する仕事に生きる女性で・・・
これがまた大学のときの講座の先輩に身なり性格がそっくり(爆)あの人がモデルかと思う位そっくりです。ちゃんとすれば綺麗なものを、論文の締め切りが迫ると、夜中にノーメイクで洗いざらしの髪のままで研究室にくるわ、風邪引いて重症にもかかわらず、人に任せようとせずノーメイクはもちろんのことマスクして鼻真っ赤にして研究してたりと・・・細い体でパワフルでグイグイ引っ張ってくれる先輩でした。今どうしてんだろ?
Yahooで働きマン占いなるものもあるみたいです。まずは”今すぐ立ち読み”してみてください。面白いです。
重松清の「疾走 上・下」読み終えました。主人公のシュウジは広大な干拓地と水平線が広がる町に住む走る事が好きな平凡な中学生。兄弟には両親自慢の兄シュウイチがいてシュウジにとって大好きな兄だった・・・小学生までは・・・。中学生になりシュウイチは地元で有名な進学校(高校)に入る。町は「ゆめみらい」と名付けられた巨大リゾートの計画が進行し立ち退く住民が増えていき町並みは変わろうとしていた・・・それと同じくしてシュウイチにも変化が・・・。シュウイチが堕落し犯罪に手を染める・・・そこからシュウジ一家の苦難の日々がはじまり家族はバラバラとなっていきます。
上巻を読むにあたり結構時間をかけた気がします。読む時間があまりなかった事もありますが、進行役のシュウジをさす呼び方「おまえ」に、読んでいてなかなか慣れなかったというのも理由の一つかもしれません。全ての登場人物の心理描写を表す視点「神の視点」と人称が「二人称」であることが本作品の特徴と思います。下巻になってやっと慣れ、面白みが増しました。
下巻を読んで、暴力と性の激しい描写が続き、読んでいて「馳 星周」作品読んでいるのかなぁと錯角したりして衝撃のクライマックスへ導かれていきました。この作品にて切っても切れないのが「聖書」です。上巻にて過去を背負う神父に出会う事により、シュウジ達は聖書に接します。聖書によって登場人物の心理に影響をもたらすのですが、読んでいて聖書に対して、いろんな苦難に陥った人々の心の救いになるような沢山の言葉が書き綴られているんだと今頃になって感心いたしました(読んでいて聖書が苦手だとも気づく)。
読み終えて心に残ったものは「孤独」、「孤高」、「人とのつながり」この3つでした。
読んで得られる感動は決して爽やかではありませんが、読んで損はない作品だと思います。是非読んでいただきたいです。映像でもあるようなのでそちらででも是非・・・
絵描き下田昌克さんのバイトで集めた100万円で、世界旅行した時の日記と、スケッチブックに描いた、行く先々で出会った人の似顔絵をまとめた本です。「情熱大陸」での下田さんの似顔絵の描く姿に感銘しつい買ってしまいました。パラパラ斜め読みしながら雰囲気を味わうような感じで見てます。あぁ~世界旅行したい~(目標30代で)。高橋歩さんみたいに・・・。今現在行くところを厳選してるんです、実は・・・。
毎週欠かさず「情熱大陸」を観てます。世界で活躍する熱い日本人を取り上げるこの番組、学生の頃からずっとファンでいつか出てみたいなと思っていたりして・・・(実は本気・・・笑)。特に職人と呼ばれる方々の回に感化され今に 至るんだと思います。
私が出るまで「情熱大陸」終わらないでぇ~(爆)
最近入手した「容疑者Xの献身」今日一日で読んでしまいました。
前評では数学式を駆使したような事書かれていて数字や記号がいっぱい出てくるかと思いきや(一応理系出身です。苦笑)、定義(理論)の証明がキーとなっているようでした。感想として「半落ち」という作品と似た感じがしました。読んでいて主人公の「石神」が「24のエドガー(画像右上)」で対する「湯川」が豊川悦司・・・「靖子」が富田靖子(そのまんま・・・爆)というキャストのイメージで私の頭の中でストーリーが進んでました(ちなみに「半落ち」は主人公のイメージは映画と同じ寺尾聡さんでした・・・笑)。
次は何を読もうかな?
は東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」でした。過去何度もノミネートされ(たしか6回ぐらい・・・「白夜行」もその一つ)ようやくの受賞。
あらすじは・・・数学だけが生きがいの男、石神。天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる彼は、愛した女を守るためその頭脳を駆使し完全犯罪を目論む…。それに立ちはだかるのが同じ大学出身の天才物理学者湯川。・・・だそうで・・・まだ読んでません。・・・苦笑。早くよみたいよぉ~。
新しい文学賞も次々できているらしく・・・「打倒直木賞」をキャッチフレーズにした「本屋大賞」は、書店員らのアイデアで、出版不況が続く中で、読者に最も読んで欲しい本を全国の書店員が投票で選び、出版界の活性化をはかろうという試みで創設されたそうです。 第1回受賞作で映画化され好評を得ている、小川洋子さん著の「博士の愛した数式」の部数は、受賞前には約10万部だったが、今や文庫本を含め125万部のベストセラーだそうです。映画も原作も見たくなりました。

