一日を夢の中で終わらないように・・・とレイトで映画観てきました(苦笑)。「THE JACKET」です。
「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディと「パイレーツ・オブ・カリビアン」からファンであるキーラ・ナイトレイが出演、ジョージ・クルーニーにスティーヴン・ソダバーグ共同制作ということもあり予告編から気になっていた本作品・・・
「死を感じてから、人生が始まる。」ジャック(エイドリアン・ブロディ)の言葉に、“メメント・モリ(死を想え)”という言葉(本)を思い出し、死という遠近感のない終点目指し、今自分はどのように生きようとしているか?・生きているのか?・・・そんな事を思い少し耽りながら観ており感慨深かったです。
ジャック演じるエイドリアン・ブロディの幸薄げだけど温かさ・優しさは絶やさないそんな表情が、薄暗く冷たい感じがする映像描写の中に仄かに灯る火の温かさの様な存在でどこか心地よく良かったです。
キーラ・ナイトレイの美しい容姿にギラっとした眼光の鋭さ・・・相変わらず素敵ですね。「ドミノ」といい「ジャケット」といい地を這いつくばって生きているような汚れのある役・・・肌の露出多いし(パイレーツ・オブ・カリビアンでも肌着が濡れて透け透けだったし・・・)体当たりで演じているような役が多いような気もします。
拘束衣(ジャケット)を着せられ、薬を打たれ、狭く暗い小さな部屋に閉じ込められ、暗闇の中で薬でトリップから未来へトリップ・・・決して自由に未来へ行き来できるわけでもなく、限られた時間も僅か4日、そんな中己の死について2007年に居るジャッキー(キーラ・ナイトレイ)と共に探っていくのですが、残された時間が少なくなるにつれ己の運命を受け入れ利己的ではなく利他的に未来へよりよく繋げていこうとするジャックの姿は素敵で感動致しました。
現実と妄想を彷徨うサスペンス作品ですが、進行に強引さはなくとても丁寧にストーリー進行がされていき観やすいと思います。是非ご覧あれ!!
「ダヴィンチ・コード」落ち着いたら見ようかなぁ・・・。
「DEATH NOTE」予告編劇場で観てきましたが、「ダニー・カルフォルニア」イイィ~映像に合ってる。この曲聴いていて観たいかなって思ってしまいました(苦笑)。

